アメリカ、メキシコ湾にほど近い田舎町。毎日が退屈で、町の人たちは保守的、失業者も溢れていた。若者たちは暇を持て余し、町を出ることばかり考えていた。バディもそんな若者のひとり。妻のマリー、その弟ファーガソンと3人暮らし。だが窃盗を犯し、現在は仮出所の身。前科のため定職にも付けず、うだつの上がらない日々を送っていた。ある日バディは同じ境遇の悪友トミー、EJ と銀行強盗することに。その際トミーが思わず、銀行員を殺してしまう。盗んだのはたった800ドル。3人は「なかったこと」にして、犯行に使った銃と車を処分し、普段の暮らしに戻る。しかし幼なじみでマリーの元恋人、警官ウェインがバディの身辺を調査。捜査の手がバディに忍び寄る。たまらずバディはマリーに、事件に関わったことを告白。しかし「俺は撃ってない」と主張する。「このまま町にいては捕まっちまう!」3人はとうとう第2の犯行を決意。バディはマリーに「今夜町から出よう」と伝え、現場に向かった…。