アメリカのある田舎町で、小さな町新聞を発行している老人ジェイク。現在は妻パスティン、孫のロニーと3人暮らし。息子のヘンリーとは元々折り合いが悪く、現在彼はヨーロッパに軍人として出征中で故郷を離れている。ある日、ヘンリーの後妻だというフランシーンが一家のもとへとやってくる。彼女はヘンリーの子を身ごもっていた。しぶしぶそれを受け入れるジェイク。そして戦争が終わる。音信不通となり死んだものと思っていたヘンリーが帰ってきた。その姿を見てホッとしたのかジェイクは倒れてしまう。一方ヘンリーは戦争の後遺症で悩まされ、精神が不安定に。そんな父を見てロニーは「家族の心がバラバラになってしまったのは、父がいない間に家族を支えられなかった僕のせいだ」と自分を責めてしまう。心が離れてしまった家族が再び元に戻る日が来るのか…。ヘンリー役は「めぐり逢えたら」「インデペンデンス・デイ」のビル・プルマン、ロニー役はTVドラマ「天才少年ドギー・ハウザー」で有名なニール・パトリック・ハリス。戦争がもたらす悲哀を描いた作品です。