14歳の少年ベンは手品が趣味。父の転職で、新天地に引っ越してきたばかり。隣人のミルナーと知り合い、彼のょっとしたマジックに魅せられる。学校では早速いじめっ子に目を付けられ、叩きのめされるベン。彼はミルナーに「魔法を教えてほしい」と頼むが、彼の態度はそっけない。実はミルナーの正体はマーリンという魔法使いで、1400年もの間、魔女モルガナと抗争を続けていた。彼女も現代に舞い降りベンの潜在的な才能に目をつけていたのだ。マーリンの持つ、魔法の杖と水晶を手に入れ世界征服を企むモルガナの魔の手が迫っていた。マーリンはベンを後継者にするかどうか思い悩むが…。